細い指の先に冷たく絡みつく紫の靄
静かに交わる時計の針と 悲しげなため息

信号を増加 肺の中でこだまして
心臓を透過 血液に溶け込んで

明日の夜は何食べようか
叶わないかもしれないけど
夢を見ることは奪わないでよね

命に意味も価値もないと
語りかけるような
綺麗に散り落ちた花

だけど悲しいから
死んだ後の話なんて
やめとこうか

明日は朝から自転車で
ここじゃない遠い世界へ
生きづらいのなら逃げていいから

そしたら夜まで座り込んで
星が降るまで待つのさ
息をすることはやめないでよね

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ヒガンバナ

歌詞です。

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投稿日:2018/12/16 04:27:46

文字数:248文字

カテゴリ:歌詞

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