【A】
泣きそうで歩いていた僕は
陽炎の中に何か見つけた
有りがちな正義は僕を滅ぼした
小さく笑った僕はどこへ消えた?

【B】
小さな魚が笑ってら
僕と子供と幽霊船と信号機
僕の心は灯火のように消えてった
だけど僕はここにいたい

【C】
愛してるよ パラノイア
狂奏曲は 明日になれば消え去ってしまうのさ
それでも僕ら消えてしまうさ
さよなら僕は 君を忘れない

【A】
子供紛いな君を僕は笑って見つけた
灰になりそうな微睡む街に
砂煙の中宝石のような君を見つけた
小さく笑った君を無くすのはなぜ?

【B】
カリブーがせせら笑ってら
幽霊船は浅瀬に乗り上げ汽笛上げ
僕の心は風船みたいに萎みっぱなしだ
だけど僕はまだ生きているんだ

【D】
忙しなく街が歩き出す
ニュースで子供が消えたって流れる
文字が右へ左へ
シーラカンスとカリブーは
高いところで人を笑うのさ

【D】
閑古鳥、空へ舞い踊る
子供で残ってるのはもう君だけか
大人が右へ左へ
子供を乗せたタイタニックは
名に恥じぬ航海をしたのさ

【C】
大好きだよ パラノイア
妄想癖は いつになっても僕に付き纏ってくるんだ
それでも僕ら忘れたくないな
だから君には 愛して欲しい

【D】
会いたくなって手紙を書いたんだ
信号機を右に曲がって、僕は気づいた
君は何も解ってないな
タイタニックの事故は何もかも
君のせいじゃないってことを

【C】
手紙を読んだかな パラノイア
君は気付けば 僕の所から消えてしまっただなんて
手紙を乗せたタイタニックは
君のもとに 届いて読んだかな

【C'】
愛してるよ パラノイア
小さな囀りを聞いて 目覚めた先は白の天井
ああ、君は何処へ行ったのかな
白だけの空間で今日も僕は手紙を書くよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

paranoia

【80】
『paranoia(偏執病)』:精神病の一種で、体系だった妄想を抱くものを指す。自らを特殊な人間であると信じたり、隣人に攻撃を受けている、などといった異常な妄想に囚われるが、強い妄想を抱いている、という点以外では人格や職業能力面において常人と変わらない点が特徴。(w*kipedia参照)

シリーズ物になるかもです。

昨日でここで活動して1年経ちました。早いものです。

これからもいいものを作れるように頑張ります。

閲覧数:214

投稿日:2012/03/19 21:48:31

文字数:746文字

カテゴリ:歌詞

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