～黒羽物語～
昔あるところに、双子の子供が生まれました
一人は神の子エデン
もう一人は死神の子エルス
二人は大きくなりこの世界の二つの空間の支配者となった
エデンは天界
エルスは魔界
の神となった
そして、一人ずつ使いを設けた
エデンには、アルト
エルスには、リンダ
という形になった、
だがリンダは嫌われてしまった
何かもがアルトと違いすぎた
そして、リンダは全てを壊してしまった・・・

～イントロ～
A
神様はいるのかな？
もしもいるならば
私のこの思いを・・・
彼に届けて欲しい
そう願うのは私だけだとしても
神様は、私の期待を・・・
”裏切ッタリシナイヨネ”

B
だけども、彼に思いは届かなかった
彼は先に逝ってしまった
神様どうしてくれるの？
何もいえずに逝っちゃった。
私は神を
"侮辱スル"
ah-

☆
神様なんていないじゃないっ！
どうしてみんなは神に縋る？
あなたは、どうして神様を
信じていたの？
アナタが持つツバサ
神の使いを燃やした

A
死神はいるのかな？
もしもいるならば
私の愛する人に
ごめんを伝えてください
相願うのは私だけだとしても
今度は絶対
”裏切ラナイ”

B
だけども、彼に言葉は伝わらなかった
彼は、全てを神に委ねた
神様どうしてくれるの？
彼はアナタに魅了されていた。
私は神を
"妬マシイ"
ah-

☆
死神も当てにならないわっ！
どうしてみんなは騙されてるの？
私はどうして神たちに
期待していたの？
私の持つこのツバサ
広げて暗夜に消えていく

C
私と彼は何もかもが違った
彼は誰からも愛されていた
神様にも死神にも
だけど、私は違った
神にも死神にも
嫌われていた
彼が、白い翼を持つ天使だったから？
私も天使だったら愛されていた？
今の私は・・・
"憎悪ノ悪魔"

☆
彼を殺したのは私だったわっ！
あまりにも羨ましく気高い彼に
私は嫉妬を抱きすぎて
全て何もかも忘れてた
だけどひとつ謎がある
どうして彼に好意を
抱いた？
「そろそろ時間ね」
と呟いて
黒い翼を大きく広げ
憎き双子を
”消シニイコウ”


そして全て壊した