君は何故泣いているの。僕は貴方になりたかったのです。そうだったんだね。他には何かあるのかい。別に特別って話はないですが。では、欲しい物はないかい。欲しい物を一つだけ買ってあげよう。それなら一つお願いします。彼処に咲いている花を取ってきてはくれませんか。そんな物でいいのか。はい。では、花を取ってくるよ。

おや。君は何処にいったのだろうか。結局君は僕の一部であったのだろうね。だってずっと前亡くした君がまだここにいるんだからね。あの花は枯れてしまっても僕らはそうはならない。記憶と云うのは便利な物だ。明日も明後日もずっとそうだ。でも一つ君に対して許せない事がある。君が投身自殺を起こした事だ。あの後僕も死のうと思ってはいたが、待ち構えていた警察官に取り押さえられた。

どうやら僕を逮捕するらしい。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

それでは。

酔った勢いで書いた何かです。

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投稿日:2024/05/07 16:32:23

文字数:349文字

カテゴリ:小説

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