月の引力が私を自死へと誘った
あなたを埋める矜持は潮風に浚われた
機械的な命令
かつて背を向けた太陽で眼球を焼いて

メーデー掠めた銃弾
雑音が圧出されて燃えている
私を埋める虚栄、轟音

遊泳禁止、孤影映る果ての
鴎の旋回があなたの心の穴で

浸かる黒炎
昇る灰色の下
空隙
目下煤けた壁に命の渦
濫觴

衒学者と恥肉渦巻く
此の海
沈んでいく価値の証明
あなたが生きるこの俗世

遊泳禁止、孤影映る果ての
鴎の旋回があなたの心の穴で


耳を塞ぐ、汽笛の音

遊泳禁止、孤影映る果ての

狭霧

鴎の旋回があなたの心の穴で

最悪な人生の幕開けに
聞かせてあなたの声を
鴎の群れは飛び去ってしまった
思考回路"憂鬱"
叫びは届かない


感情に任せた歌声は黒い海に消えて
背を向けた旧市街は燃えていた
私はリリカ
ねぇ、教えて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

遊泳禁止、孤影映る果ての狭霧

閲覧数:337

投稿日:2021/01/29 21:52:02

文字数:365文字

カテゴリ:歌詞

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