おもちゃ箱 ひっくり返した
そんな風景の中に居た
気がつけば 言葉だけが
頭の中に溢れてた

心では まだ分からないこと
大人になる事の意味が
景色だけが駆け抜けて行くよ
晴れ渡る 闇の中を

何も変わらない世界の中で
宝物だけが 失くなった
そんな風に思うと どうしてもね
強がって 笑いたいけれど
涙がこぼれる


友達と遊んでいた
時間はとても短くて
退屈な大人たちの
話しはとても長いんだ

不器用に集めたおもちゃ達を
失くさないようにしまったら
少しは大人に成れるのかな
愛想笑い ばかりだけど

何も変わらない世界の中で
夢だけを 見続けて生きたい
そんな風に思うと どうしてもね
生きてゆく ことが辛いから
苦しくてね

涙がこぼれて 止まらないよ
だけど逃げ出したくなかった
そんな一人ぼっちの セカイの中で
見つけたよ あの日の おもちゃ箱(おもいで)


今は 一人で生きて 行けなくても良いよね
支えられながらがんばるよ
少し背を伸ばして 取れる距離なら
手を伸ばす それぐらいでいいさ
強くなれるまで

いつかは大人に成る日が来るよ
その時には 泣かないように
何も変わらない この世界の中で
見つけよう 宝物だらけの
心のおもちゃ箱


変わらない 世界の中
たまには辛くなるけれど
おもちゃ箱 ひっくり返して
負けないように 生きて行こう

*****************************

おもちゃばこ ひっくりかえ(し)た
そ(ん)なふうけいの なかにいた 
きがつけば ことばだけが
あたまのなかに あふれてた

こころー ではま だわからないこと
おとなに なることのいみが
けしきー だけが かけぬけてゆくよ
はれわたる やみのなかを

なにもかわらない せかいーのなかで
たからもの だけがなくなあたー
そんなふうに おもうと どうしてもね
つよがあて わらいたいけれど
なみだがこぼれる


ともだちと あそんでいた
じかんは とてもみじかくて
たいくつな おとなたちの
はなしはとても ながいんだ

ぶきよー に あつめたおもちゃたちを
なくさな いようにしまったら
すこしー は おとなになれるのかな
あ(い)そわらい ばかりだけど

なにもかわらない せかいーのなかで
ゆめだけを みつづけていきたい
そんなふうに おもうと どうしてもね
いきてゆく ことがつらいから
くるしくてね

なみだがこぼれて とまらないよ
だけど にげだしたくなかった
そんなひとりぼっちの せかいのなかで
みつけたよ あのひの おもいで

いまは ひとりでいきて ゆけなくてもいーよね
ささえられながら がんばるよ
すこしせをのばして とれるきょりなら
てをのばす それぐらいでいいさ
つよくなれるまで

いつかはおとなに なるひがくるよ
そのときには なかないように
なにもかわらない この セカイの なかで
みつけよお たからものだらけの
こころのおもちゃばこ


かわらない せかいのなか
たまにはつらく なるけれど
おもちゃばこ ひっくりかえ(し)て
まけないよおに いきてゆこお

()内は字余り箇所です。一音に二文字詰め込むイメージでお願いします。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

おもちゃ箱(仮)

kyotnさんへの、応募用歌詞です。
http://piapro.jp/t/DJvG

テーマは「卒業とは、まるで孤独へのカウントダウン そして、人生とは卒業の繰り返し」です。

一応、詞の内容は、先輩が学業から卒業する時の気持ち、そして社会に出て経験し感じたことを、後輩達に伝える。
そんな先輩からの、後輩へのメッセージのつもりで書かせてもらいました。

人生は辛いことだらけだけど、だからこそ。
これからも仲間達を大切に、そして思い出も大切にしてもらいたい、そんな願いを込めて書かせてもらいました。

でわでわ、この度は素敵な曲に詞を書かせてもらい、どうもありがとうございましたm(_ _)m

閲覧数:73

投稿日:2011/02/05 04:17:04

文字数:1,350文字

カテゴリ:歌詞

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