疲れきった心を地面に縫い付けて
なんとなく終わった今日を撫でる
そんな当たり前すら喜びを感じて
歪んだ世界ごと夢の中へ
ぐらり 四十三度に
浮かんだ金魚が俯いた
ふらり 四十二度くらい
零れたら 呼吸を忘れて
傾けた世界を戻すためならば
反対回りなんてことはしないよ
狂った時計を直すためならば
指が切れてもなんてことはないよ
僕の中の水平線が壊れた
くたびれた心臓を夜空に投げ出して
果てしなく染まった明日(あす)をなぞる
ひどく不釣り合いでも喜びを愛して
濁った世界ごと時の中へ
ぐらり 四十三度に
揺らいだ金魚が嘲笑う
ふらり 四十二度くらい
溺れたら 逆さまになって
傾けた存在を証すためならば
反対回りなんてことはしないよ
狂った理由を標すためならば
音が消えてもなんてことはないよ
僕の中の地平線も壊れていく
誰かが決めた 思考に 縋(すが)る
何かが崩れても
世界の鼓動が止まったとしても
歪んだ倫理を変えるためならば
現在(いま)だって真っ直ぐ歩き続けるよ
滲(にじ)んだ空虚を捜すためならば
息が消えてもなんてことはないよ
僕の中の感情線が壊れて…!
傾けた世界を戻すためならば
反対回りなんてことはしないよ
狂った時計を直すためならば
指が切れてもなんてことはないよ
僕の中の水平線が壊れた
傾けた世界を戻すためならば
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