「俺のターンドロー!那須与一を攻撃表示で召喚!」
那須与一?そんなカードあったけ?
あ、私もカードを引かないと……
「私のターン!墓地にカードを3枚捨てて、デッキからカードを引く!
先ほど召喚しておいたブルーワイズブラックドラゴンを2体、生贄に捧げ、
特殊召喚!
ロードローラだぁぁぁぁああああ!!!!!WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYN!」
「よっしゃぁ!」
レンは私の後ろでガッツポーズを決めた。
目の前に現れた黄色くぶっといロードローラーに飛び乗り、
「ぶっちぎりに……
「「してやんよぉぉお!!!!」」
最速の限界を超えて!!!
「「元の世界へ帰してくれないと、二次元になるぜぇぇぇえええええ!!」」
「へあぁぁぁぁぁぁぁぁぁアアああああああああああアアァあああああ!!!!」
ロードローラーで暗闇を打ち破る。
暗闇は紙が破れるようにあっけなくなくなっていった。
「もうやめてぇぇぇええぇえええええええええ!元の世界へ帰すからァアアァあああああああああ!」
周りが真っ白な光に包まれる。
ゴトリッと何かが外れるような感覚がした。
「やったぁ!めがねが外れた!」
「よかったじゃん!」
その後、目もくらむような眩しい光が出てきて、
「リン、レン!朝よ!」
メイコ姉の声が聞こえる。
「あんた達中学生になって一緒にベッドで寝るなんて……本当に仲良しねー
早く出かける支度をしなさい!今日はみんなで花見に行くんだから!」
元の世界へ帰れた!レンと顔を見合わせる。
あれは夢じゃない。その証拠に、私の両手にはあののろいのめがねが握られていた。
「二人ともー!お弁当出来たよー!」
カイト兄の声が一階から聞こえる。
「今日は久しぶりに用事がないから、私も行けるのー!」
「早く早くー!」
ルカ姉の声も聞こえた。
それに続いてミク姉の声も聞こえた。
「「ねーねー!がくぽさんも誘わない!」」
「んー……一人くらい増えてもなんともないし、誘うか!ついでに、ネルちゃんやハクちゃんとかも誘いましょうか!」
「「うん!」」
でめたしでめたし!
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