End Role.
終わらせなくちゃ 言葉飲み込む
流れる言葉 あと少しで
僕らで線を引いた だから、僕らだった
「さよなら」はいいから
始まりは ひょんなことだった
前の席 君が振り向いた
朝日に照らされ まるで海のようで
僕は沈んだ
恋心 って呼んでもいいか
分からないまま年を食った
夕陽に背を向け 二人で並んで
帰路を急いだ
あの日 君に奪われたのは
青春と隠れた劣情
何でもいいよ どうせ僕らは
報われないんだし
終わらせなくちゃ 言葉飲み込む
流れる僕 名前はなくて
踏切 今日はバイバイ 明日また会おうね
これじゃダメなのに
変わらない 制服のまんま
走り出す 名演技だった
こんな時に何故 思い出すんだ 透明
隣で君が
眠る姿 映画のラスト
まだ幼い寝顔と僕と
どうでもいいや 全部なくなれ
恋心なんてさ
終わらせなくちゃ 言葉飲み込む
流れる君 主演のラブゲーム
脳裏を離れない よく言うよ それで
何が「さよなら」だ
流れていくエンドロールは 止めることもできないから
二人 このまま キスもしないで
映画みたいな台詞で 後味も残らないように
嫌いになれるように
終わらせなくちゃ 涙押し込む
流れが止まる 僕のせいで
思い出が巡った 終わらせるんだ 今日で
この悪夢を
終わらせなくちゃ 言葉 押し出す
流れちゃダメだ 早く終われ
僕らで線を引いた だから、これでいいんだ
「さよなら」を合図に
巻き戻る エンドロール
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想