あの日、叫んでいた人が
何者か興味はなかった
世界に埋もれていく声を
私が拾うことは、なかった

流れる涙の理由は
今日は泣く日だったんだな、くらい
今週を占拠した雨に
最悪と声を漏らす 道端に

転がってる仮面 貰っちゃおうかな
だって素敵な笑顔してる 持ち主は
今どんな顔しているのかな
想像する
繋がらない物語

胸の中に閉じこもる
気づかないほど
小さな誰かの声が言った
待ってくれよと

私だけの部屋に鳴る
どこにもない
スピーカーはリピートする
ただただ 待ってくれと

昔、同じ方を向いて
余所見はタブーとされていた
今も同じ方を向いて
私は紛れている

正しいことが何かとか
教えられたことが全てだった
間違いのないコースであの
笑顔を目指していた 水溜り

目が合った人、笑ってた。
水面の奥 覗けない 本当は
今どんな顔してたいのかな
沈んだ記憶 叫んでる あの場所で

鍵の開いた部屋にいる
心の住人
扉の先の孤独を知って
待ってくれよと

自由が素敵かなんて
わからないよ
スピーカーはずっと鳴ってた
ただただ 泣かないでほしいと

夢を見ていたことがある
待ってればいいと思ってた頃
明日に期待したあの日々を
否定で埋めたくなかった

あの日、何も見てなくても
そのままで割と幸せだった
背中の景色 色褪せても
これからの私は思い出すだろう

落とし物じゃないことは
たぶん知っていた
出会わない その人が明日を
選んだ跡

鏡に映った顔の
ぎこちなさに
笑うけど 重さは消えた
ただただ 静かに響く雨

あの日、叫んでいた人は
君が見た私の姿かもね
今週を占拠した雨は
予報よりずっと早く止んでいた

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何者か

C102

閲覧数:68

投稿日:2025/08/29 14:25:14

文字数:713文字

カテゴリ:歌詞

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