悲しみ ありきたり
苦しみ 比べられ
足枷だらけ
心が道に迷う

頭とこの胸の
間にちょうどある
スピーカーを今
最大で鳴らしても

跡形もなく消えた声は
音となり 風となり
流されてゆく
まだ青あざだらけで歌う僕は
数になり「1」になり
かき消されてゆく

跡形もなく時は流れて
刻まれてく命の詩
僕はここに
僕はここに

いかにもしたりげで
中身はスカスカで
モノクロの血が
遊びで描かれてる

事実が負けたとき
歪な意味になる
ありのままでいいのは
選ばれた人だけか

跡形もなく消えた声は
音となり 風となり
流されてゆく
また痛みがないようなフリをしても
形だけ撫でられて
忘れられてゆく

跡形もなく時は流れて
刻まれてく命の詩
僕はここに
僕はここに

心臓は燃えていても
異端さで避けられてる
上辺だけの言葉に街が
踊らされてる情けなさ
明日をまた歌っても
現在にまた叫んでも

跡形もなく消えた声は
音となり 風となり
流されてゆく
まだ青あざだらけで歌う僕は
数になり「1」になり
かき消されてゆく

跡形もなく時は流れて
刻まれてく命の詩
僕はここに
僕はここに

跡形もなく時は流れて
刻まれてく命の詩
どうか届け
どうか響け

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

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