鏡音リンは買い物を終え、帰路についていた。
もう暗くなり、時刻は6:00を越えている。
両手に重い袋を持ちながら家へ向かっていた。
「あ、リン!ちょうどいいや。助けて」
そう言われて、街灯の下に座り込む一つの影。
声からして、カイトだ。
私は顔だけカイトに向け、立ち止まる。
「カイ兄だよね?なにしてんの、そこで」
私は少し不機嫌そうな態度をとってみせた。
これも、ただでさえ忙しい私を立ち止まらせた罰だ。
街灯の光で、顔だけがうっすらと照らされるカイトはつぶやく。
「いやぁ、ちょっとメイコと王様ゲームしてて、下半身ぐりぐりと…」
カイトの上の街灯の光がさえぎられる。
その影は、黄色い小悪魔を現していた。
「どうして(ボカロの)男は女事情が終わってんだぁぁぁ!!!」
またも、ロードローラーを使うことになったリンであった。

結局、カレーの予定の夕ご飯はなぜか赤飯になった。
レンはその意味をうっすらとだが理解しているのであった…

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初音ミクコント・第四回

カイトを出しました。
レンも着実にリンの特徴をつかみ出している様子ですww

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投稿日:2009/12/31 13:52:30

文字数:417文字

カテゴリ:その他

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