【A】
弾けたため息 密やかな波の音
浮かんでは沈む 波間の花びら
誰かが忘れた 片方のサンダルが
私みたいに 寂しげ
海風が少し 肌に冷たくなって
真っ青な空も もう透き通った
もうすぐ秋だね そっと呟きながら
踏みしめる砂 一人
【B】
隣に 君は居ない
そんなこと 解ってるよ
でも二人 出会った海でなら
君に 会える気がして
【S】
何度でも (君を探して歩く波打ち際で)
何度でも (柔らかい波が足跡を消していく)
声上げて (この寂しさもそっと拭(ぬぐ)って沖に)
名を呼ぶよ(流してくれたらいいのにね)
【A】
風鈴の音も もう聞こえなくなった
代わりに鈴虫 澄んだ歌声で
もうすぐ木の葉も 鮮やかに色づいて
世界はもっと 変わるよ
こんな時君が 隣に居ないなんて
間違ってるって 叫びたいけれど
零れた涙を 拭(ふ)くのも忘れるほど
夕焼けの空 綺麗
【B】
好きだよ 今も君が
だからもう 引き留めない
とびきりの 笑顔で見送るよ
どうか 躊躇わないで
【S】
何度でも (夏と一緒に旅立つ君に向けて)
何度でも (一人波打ち際から歌を送るよ)
頑張れと (いつか君が立ち止まってしまった時)
声上げて (足を支えるための歌を)
【B】
二人で 歩いてける
道はもう ここまでだね
泣き顔は 見られたくないから
どうか 振り向かないで
【S】
何度でも (降り注ぐような星の下で二人)
何度でも (自分の道を歩こうと約束した)
声上げて (あの時も潮騒が優しく鳴って)
名を呼ぶよ(そっと包んでくれていたね)
【S】
何度でも (君を探して歩く波打ち際で)
何度でも (柔らかい波が足跡を消していく)
声上げて (夏の名残を胸深く吸い込んで)
名を呼ぶよ(自分の道に足を向けた)
【S2】
夏の日に 恋をした
思い出を 胸に秘め
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