並んだふたりの影
月が顔をだした帰りみち
繋いだ手が温かかった
ふたりの隣で小さな花が揺れていたあの日

「好き」だなんて言えなかった
壊れてしまいそうな距離に目を伏せた
あんなに近くにいたはずのふたりは
何処に行ってしまったんだろうね

開いたわたしの花
切り取って 乾かして 想い出にしたの
知らないふりで大人になろうと急いだ
逸る音に耳を塞いだままで

離れたふたりの指
君の心も離れてしまって
私はただ立ち竦むだけ
ふたりの心に小さな花は開かない今日

「好き」だなんて知らなかった
触れてしまいそうな指が震えてた
今にも泣き出しそうな恋を私は
何処で知ってしまったんだろうか

壊れたわたしの恋
砕けて 粉々の想い出になったの
知らないままで大人になりたかったのに
揺れる瞳 君が映ったままで

君のとなり 私じゃない誰か
ふたりの影はもう並ばない
子供のままでいれたなら
こんなに痛い想いをしなくて良かったのに

君がすきだよ

凍えたわたしの花
切り取って 暖めて 想い出にしたら
零れた涙 子供でいようと足掻いた
そんな姿 君は知らないままで
そんな姿 君は知らないままで

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凍える花

幼馴染の片想い。

閲覧数:142

投稿日:2010/01/24 23:48:02

文字数:494文字

カテゴリ:歌詞

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