瞳閉じる度 夢に見る全て
此処にないままで月日は過ぎた
月に照らされた小指を絡めて
契り交わしても夜は明けてく
これが定めだと云った唇が
泣きそうに震えていた
儚く散るは ふたりきりの秘めた月光
温もり霞んで 消えていっても
涙に滲む 遠ざかった後ろ姿が
腕を伸ばしたら全て裏切るのに
時に流れても忘れることさえ
出来やしないこと知っているから
崩れ落ちていく未來にすがって
脆くいとおしい夜を待つだけ
幾度願えども叶わないならば
想い出も錆び付かせて
焦がれたものは ふたりだけが揺らす方舟
世界を閉ざして 繋ぐ指先
箱庭に咲く 薄紅色染まる花弁に
託した涙が冷たく煌めいた
いつか時が 止まったなら
ふたりはただ 永久を祈る
夜の帳 下ろしたまま
全て消して終わらせたい
儚く散るは ふたりきりの秘めた月光
温もり霞んで 消えていっても
涙に滲む 遠ざかった後ろ姿が
腕を伸ばしたら全て裏切る
愛した時は ふたりだけが抱く永遠
奇跡を待っては 頬を濡らして
夢見草散る 陽の光が灯る街路に
微笑んだ日々が続くように願う ずっと
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