私はカイトの事が好きなんだろうか。
カイトの事を考えるとドキドキする。
体があったかくなる。
この感覚は何なんだろう?
翌日
学校は休みだ。
私はレナ先生の所に電話した。
(プルルッ、プルルルッ)
(はい?
輝音ですけど。)
「初音です。」
(ミクちゃん?
どうしたの、何か分かった?)
「先生に聞きたい事があるんです…。」
公園近くにある喫茶店
「ここよ。ミクちゃん。」
レナ先生は先に来て座っていた。
「すみません。遅れて…。」
「気にしなくていいわよ。」
そういうと、店員がきて
「注文お決まりですか?」
「あっ、はい。
えぇっと…。コーヒーを…。
ミクちゃんコーヒー飲めるんだっけ?」
「私は紅茶でお願いします。」
「じゃあ、コーヒーと紅茶、一つずつ。
それにショートケーキも一つずつお願いします。」
「かしこまりました。」
店員は次の客の所へ行った。
「で、話したい事って?」
「……、なんです。」
「それは恋の典型的な症状ね。」
「これが恋。」
私が関心してると
「すみません。」
ケーキと紅茶がきた。
「ありがとうございました。」
先生がコーヒーのミルクを手に取り
「恋とはね、見て。」
と言ってコーヒーを指指した。
「初めは自分のなんでもない一色の心なの
でもね…。」
先生はミルクをコーヒーに入れてかき混ぜ始めた。
「その一色の心に
その人の事を思う気持ちが混ざるの。
やがて混ざり合って違う一色の心になるの。
この心が
『完璧に彼を思う気持ち』
その前の思う気持ちが入っただけの時では、
『好きになった事を気付かない』の。」
先生は混ぜ終わると一口飲んだ。
「わかった?貴方は今、
『完璧に彼を思う気持ち』
になっているの。」
「完璧に…?」
「最初は自分ひとりでは分からないものよ。
後から気付いていくの。」
「そうですか。……。
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「そう。力になれて良かったわ。」
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Solomon
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