耐えきれず放ったその音を聞いた
耳に残る前世が美しく壊れてく
想像のうちではうまく記憶戻してたのに　足りないんだ
いつか死んでも次があるのだと信じ込んでは　忘却の彼方
瞬きですら仕方忘れて　いつしか存在が消えていたんだ

受け入れろよ　次の化け物
ひょうひょう吹く風に揺られてさ
それでもまた来る未来を見ている　歪んだ景色

生命の始まり　あの世の摩天楼
輝く己の身　刹那に散り果てた
天命送信の　世界が揺れている

もう一度崇めたいんだ

受け入れろよ　次の怪物
拒絶することは許されず
ただそこで生きることしかできないと悟る　来世

次から次へゆく　僕の身体は壊れる
その手に握った希望すら朽ち果てるの
だけどまたあると信じ続けて　取り返す

受け入れたか？これは自分か？
前世に問う今

受け入れても　受けいられられず
病的に増える化け物が　
また僕を襲う　知らぬ間に来るんだ
幸せだな