君たちと過ごした日々は、かけがえのない思い出に変わってしまった。
その時を生きている時、私は分かっていた。
いつかこれが過去になって、みんな変わっていくんだと。
終わりが近付くにつれて、一緒にいる時間の意味がより深くなって…。
西日が眩しい。電車に揺られて、校舎の片隅に体を委ねて、信号待ちに車窓からの景色を眺めて。
無計画な日々が過ぎて行く。
行きたいところを決めずにいた。
君たちは最後に、じゃあね、気をつけてねって言う。
会える日が少なくなって、またねの意味が重くなる…。
楽しかった日々を懐かしむ余裕があるだけマシだ。
これからはそうじゃなくなるかもね。
思い出は、思い出のままで。
今は、夢を見させて欲しい。
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