鉛色の雲が重くぶら下がる
去り行く君の背中にサヨナラを言えず

ほんの気持ちのずれがとげに変わってく
言葉を受け止めるたび胸に刺さって痛いよ

お互いに寄り添えずに
やさしさだけを求めてばかり
わがままを言ったのは
君に甘えていたかったの

からっぽの心に空は
何を思い泣いているのだろうか
喜びの日々が悲しみに濡れて震えている

大事なもの失くしてから
かけがえないものと後で気づくよ
君がいない今 これからを歩む

切ないこの刹那


横殴りの雨が強く叩いてる
涙を隠せるだけで慰めにならないけど

後悔が消えるのなら
すべてを洗い流してほしい
何度目かのため息が
行き場もなく沈んでいった

二人の最後がこういう
結末だと予想できるだろうか
もう終わったのに心は過去を引きずっている

どれほど悔やんだところで
時間(とき)が戻ることはない 分かってる
もう交わらない それぞれの人生(みち)を行く


宙に浮いた気持ちのまま
君のいない明日が始まるだけさ
思い出の痛み ひとり抱きしめて

からっぽの心に空は
何を思い泣いているのだろうか
喜びの日々が悲しみに濡れて震えている

大事なもの失くしてから
かけがえないものと後で気づくよ
君がいない今 これからを歩む

長い雨になりそう





【ひらがな版】

なまりいろのくもがおもくぶらさがる
さりゆくきみのせなかにさよならおいえず

ほんのきもちのずれがとげにかわってく
ことばおうけとめるたびむねにささっていたいよ

おたがいによりそえずに
やさしさだけおもとーめてばかーり
わがままおいーったのわ
きみにあまえていたかったの

からっぽのこころにそらわ
なにおおもいないているのだろおか
よろこびのひびがかなしみにぬれてふるえている

だいじなものなくしてから
かけがえないものとあとできずくよ
きみがいないいま これからおあゆむ

せつないこのせつな


よこなぐりのあめがつよくたたいてる
なみだおかくせるだけでなぐさめにならないけど

こおかいがきえるのなら
すべておあらいながーしてほしーい
なんどめかのためいきが
ゆきばもなくしずんでいった

ふたりのさいごがこおゆう
けつまつだとよそおできるだろおか
もおおわったのにこころわかこおひきずっている

どれほどくやんだところで
じかんがもどることわない わかってる
もおまじわらない それぞれのみちおいく


ちゅうにういたきもちのまま
きみのいないあすがはじまるだけさ
おもいでのいたみ ひとりだきしめて

からっぽのこころにそらわ
なにおおもいないているのだろおか
よろこびのひびがかなしみにぬれてふるえている

だいじなものなくしてから
かけがえないものとあとできずくよ
きみがいないいま これからおあゆむ

ながいあめになりそお

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

長い雨の予感~切ないこの刹那~

ビー玉さんの楽曲(https://piapro.jp/t/rmcI)に投稿しました。

閲覧数:52

投稿日:2024/05/31 23:38:30

文字数:1,183文字

カテゴリ:歌詞

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