わけもなく虚しさが胸の奥
塞いで腐っていく
だけどどうにも棄てる先もなく
重いけど今日も抱えて歩く

そこかしこ歪んだ世界は
ときに無邪気に牙をむいてきて
不条理に奪い去ってゆく
居場所も宝物も

揺り籠から墓場まで
決められた一本道なら
無理してまで歩き抜くことに
価値はあるのかい?

今日から 土に還るまで
嫌な思いをしたくはないし
早送りでもしちゃおうかな
ボクら 生まれた意味など
きっとハナからないよ
ひとつもないよ
さながらパンの焦げのよう

わけもなく寂しさが喉の奥
つかえて刺さっていく
だけどどうにも吐き出すあてもなく
想い出を今日も抱えて寝付く

いつか 土に還るまで
生きていなきゃいけないなんて
やってられないけど それなのに
今日もさ また朝陽をみたよ
早送りのボタンにそっと
触れる勇気がたりないから

にべもないのが世の常
期待なんてとうにしてないし
意志もないのに匙を投げきれず
明日を口に運んでみる

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

土に還るその日まで

歌詞です。
よろしくどうぞ。

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投稿日:2024/04/27 05:21:23

文字数:417文字

カテゴリ:歌詞

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