夜に桔梗が花開く 無音の展開
平気だとうそぶいていたのは僕 僕だけ
冷めたコーヒーに口をつけられないまま
妙にタチの悪い予感のなかにいる
僕を照らす雷空をいつだって待っていた
僕だけが心をときめかせる準備をしていた
ムーンストーン 心にすとんと落ちる音
思い浮かぶ君はいつも後ろ姿
うなじがすごく綺麗なんだ 大好き
何かが変わってしまった 何かは変わってしまった
夜に朝顔花開く 無音 密やか
完璧なんだとうそぶいていたのは僕 僕だけ
空調はずっと低く唸り続けていて
自分の呼吸音すら邪魔な気がしている
僕を照らす白い月をいつだって待っていた
僕だけが心をときめかせる準備をしていた
ムーンストーン 心にすとんと落ちる音
思い浮かぶ君はいつも後ろ姿
肩がすごく綺麗なんだ 大好き
何かが変わってしまった 何かは変わってしまった
今夜はどんな夜だったと
未来の僕は思い返すのだろう
ムーンストーン 心にすとんと落ちた音
ごめんなさい 君の顔があやふやだ
いつも一緒にいてくれたね 大好き
何かが変わってしまった 何かは変わってしまった
君にいつかプレゼントした
ムーンストーンのネックレスを
ぼんやりと思い出しているよ
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