明日は来るよ
そう呟いた君
僕の涙が星のように消えた

追いかけてきた光
どっちに行ったって
あるよと君は笑う、笑う
笑っていなくなった


寒い日だね
僕はそれしか言えなくって
ただただ足元に転がった石をみていた
だけど嬉しかった
そこに君がいてくれて
当たり前であってくれた時が
泣きたくなるほどに愛おしかったんだ


あなたの笑い声に目が覚めて
気がついたら僕は泣いていた


生まれた意味を知らない
ちいさな光はやがて
誰かを想い輝きはじめた
大きくなったら護りたいものが出来た
好きな人が出来た
ここに居られて幸せだと
はじめて思った


やがて時が過ぎて
痛みを知った苦しみを知った
誰かを想うことは辛いことだと
なのに想いはとめられなくて
溢れた雫は言葉足らずな僕を責めた


明日は来るよ
そう呟いた僕
君の涙が星のように消えた


追いかけてきた光
どっちに行ったって
あるよと僕は笑う、笑う
下手くそに笑って誤魔化した


あなたの笑い声に目が覚めて
気がついたら僕は泣いていた


その意味をやっと理解した僕は
空に手を翳す伸ばす
ここに君がいなくても
そこにあなたがいなくても
大切なものを宿した身体は
朽果てるまで叫び続ける


哀をくれた君が
愛をくれたあなたが


もうどこにもいないとしても

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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ひかり

笑っていなくなった。

閲覧数:47

投稿日:2011/08/06 12:08:07

文字数:563文字

カテゴリ:歌詞

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