今、風が吹いて あたしは歩き出す
泣き虫だったあたしには さよならね
過去はもう 振り返らないわ
時々覗いて 微笑んでいたいの
踏み出す一歩は とても重くて
あたしの足に 引きずられる鎖
過去へと繋がっていた 楔
あたしはあそこから 離れる事が
とても怖くて そして
どこかとても、寂しかったんだ
今、鎖解けて あたしは歩き出す
弱虫だったあたしには さよならね
未来はいつも 目の前にあったの
知っていたのにね 目を逸らしてたわ
変わることをね 恐れてたから
さよならがもう 言えなくてずっと
あの場所で佇んだまま 一人
あたしはあそこから 離れる事を
裏切りでしか ないと
ずっとそう、思い込んでいた
今、風が吹いて あたしは歩き出す
泣き虫だったあたしには さよならね
過去はもう 振り返らないわ
時々覗いて 微笑んでいたいの
今、蕾芽ぐみ あたしは咲き誇る
いつまでも見守って いるからと
貴方がそっと 背を押してくれた
想い出の中の 笑顔のままで
ハジマリの この場所で ここから、全て
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