光れないんだ、僕は
あなたを照らす星になれなかった
それでも歌う僕を まだ
覚えててほしい
いくつもの眠れぬ夜を
同じ数だけ乗り越えてきた
あの人 あの音 あの物語が
放つ光を目印にして
いつしか僕も思い始めた
誰かにとっての光になりたい、と
涙に暮れ 眠れぬ夜を
淡いなりに照らしたい、と
だけど知らなかったんだ
まばゆく光るあの人たちが
選ばれていたことを そして
僕はそこにいないことを
光れないんだ、僕は
あなたを照らす星になれなかった
それでも足掻く僕を ただ
見届けてほしい
主役でも脇役でもない
その他大勢の一人だからこそ
光れなかった僕だからこそ
照らされずいるものに気付ける
太陽に照らされて
光ってみえるだけのあの月を
どれだけの人々が 見上げ
想いを託してきたのだろう
光れなかった僕が
無様に紡ぐこの歌だってきっと
暗闇を照らさなくても
聞こえているだろう
あの日の僕が
目を輝かせて憧れたのは
光そのものじゃなく
光ろうともがく その姿だったんだ
歌う理由だ、それが
光れないんだ、僕は
あなたを照らす星になれなかった
それでも足掻く僕を ただ
見届けてほしい
消えてなくなったとしても
忘れないでほしい
引かれ合うんだ、僕ら
お互いのことが見えていなくたって
何度でも叫ぶから まだ
生きていてほしい
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