もし今僕の声が
君の元へ届くなら


桜の舞う木の下で
僕を見つけてくれたのは
僕に気づくこともなく
笑顔を見せてくれたのは
ひとりぼっちの君でした

それからの君は楽しげに
僕の元へ訪れては
一輪の花をくれたあと
必ず笑顔でこう言った

「神様それではまた来ます」

もし今僕の声が
君に届くなら
もし今僕の想いが
君に届くなら
伝えたい事が沢山あるんだ


枯葉の舞う木の下で
僕の元に訪れたのは
白いコートを身に纏い
微かに震えていたのは
涙を流す君でした

それからの日々は退屈で
君の影はここに来ない
一輪の花を見つめては
切なく寂しく呟いた

「もう一度笑顔を見せてくれ」

もし今僕の声が
君に届くなら
もし今僕の想いが
君に届くなら
君はまたここに来てくれますか?


風の噂で聞いた
孤独な少女の不治の病
終わりは近づいてる
光は今にも消えそうだ

君の笑顔を想いながら
そっと力を振り絞る
消えゆく意識のその刹那
静かに微笑みこう言った


「どうか幸せに笑っていて」


もし今僕の声が
君に届くなら
もし今僕の想いが
君に届くなら
どうか幸せに笑っていてほしい


ひとりぼっちの二人が出会ったあの日
ひとりぼっちが消えたあの場所で
少女は空を見上げると
笑顔を見せてこう言った

「神様の声が聞こえたよ」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

神様と孤独な少女

物語風です。小さな神様と一人の少女。
時間があったらイラストも載せるかもです。

ちなみに歌詞を書くのは初めてで超初心者です(^^;)

閲覧数:162

投稿日:2015/02/17 13:42:09

文字数:565文字

カテゴリ:歌詞

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  • kαzu

    kαzu

    ご意見・ご感想

    めっちゃいいですね!(°_°)
    初めてなのにこんなにできるとかすごいです…>_<…

    2015/02/17 15:07:54

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