私の名前は、仮にmということにしておこう。
誕生日、迎えたわけですよ。25回目。
自分の歳=彼氏いない歴を、一体いつまで続けるんだろうとかいろいろ悩んでて
でも、誰かを好きになるとか恋をすることはないなと思ってた。
どうしても、振られたときが怖いというか、好きになった人が自分じゃない誰かを見ているのって嫌で
なんかそれって、すごいヤンデレっぽくて嫌で
単に臆病だったというのもあるのかも知れないね。
数日後、弟が学校から友達連れて帰ってきた。
いつも仲良くしている子で、まぁでも一緒に遊ぶとかそういうのはなかったけど
なんか、突然私にケーキをくれた。
箱を開けると、いちごのショート。おめでとうプレートが乗ったやつが一個。あと保冷剤。
「いつもお世話になってます」とか言ってたけど、逆にお世話になっているのはこっち(弟)の方で
「いやいや、こちらこそお世話になって(ry」「いえいえいえ、そんなことは(ry」
みたいなやり取りしてたw
素直に嬉しくて、ありがとういっぱい言って、お礼とか何がいいのか分からなくて
何か欲しいのある?って聞いたら、携帯教えてください言われた。
auの古いやつだよって言ったら、赤外線使えますよね?って聞かれた。
彼が知りたかったのは機種じゃなかったらしい。とりあえず、笑う弟を足蹴にしといた。
で、メールとか教えて貰ってその日は、あとは普通に終わった。
いつも通り、玄関でばいばいして終わり。
次の日、ケーキありがとうのメール送った。
私の番号知っても誰得とか思いながら、普通にケーキ美味しかったよのメール送った。
そしたら、返事が来た。
『今、電話してもいいですか?』
弟とケンカしたのかなとか、とにかく弟関連のことかなと思いながら
大丈夫だよって返事送るのも変な気がして電話かけてみた。
男性に電話ってあまりしないせいか、ちょっと戸惑った。
電話って顔見えないし、相手の声がやけにセクシーボイスになるよねw
なんだかドキドキしたw けど、緊張を悟られないようにいつも通りのテンションで喋るの頑張ったwww
「もしもし」
『あ、こんにちは』
「うん。今、平気?何かあった?」
『………』
しばらく(といっても、一分程度ぐらいか?)沈黙が続いて、それから
『…俺と、付き合ってください』
…え?
それを言って、向こうはまた黙った。返事を待ってるとすぐに気がついた。
落ち着け自分。落ち着け自分。
年齢=恋人いない歴の勝手な妄想だこれは。決して恋な意味の付き合ってじゃない!
「何を?」
『…え?』
向こうが少し慌てているように思う。
べ、別に慌てなくてもいいお。一緒にポケモンセンター行きたいとかそういうレベル…
『すみません。俺、mさんのことが好きですwww』
そういうレベルじゃなかった\(^O^)/
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