大丈夫なんて嘘だ
不安じゃないなんて嘘だ
いつだって泣きたいのに笑ってるのは嘘だ
「最後にしよう」はあの日からの口癖だ
ずっと嘘をついている

次の日 目が覚めたら
違う人生が始まってないか
明日への希望は
こんなことくらいしか
いつかいつかって繰り返す
こんな思いはもうたくさんだ
嫌なことばかりが頭をよぎって

楽しいことで全部溢れたらいいのに
幸せな人で全部満たされたらいいのに

限界なんだ本当は
不安でいっぱいなんだ本当は
いつだって泣きたいのに笑う僕は 誰だ
「最後にしよう」はこの世界へのお別れだ
ずっと嘘をついている

屋上に立って考える
この世界で生きていくということ
苦しさも孤独も背負って
間違いの答えを携えて
いくつもレッテルが首に巻きついて
逃げ出したくて
こんな世界 生きてるだけで偉いよ

何の縛りもなく自由に羽ばたけたら
何の重りもなく自由に歩けたら
立ち止まることもしないで
普通に明日を迎えられたのかな

生きたいのかわからない
生きていたいのだろうか わからない
心に触れたらきっと喚いてしまうから
「最後にしよう」は臆病者の決意だ
ずっと嘘をついている

投げ出してしまいたい
全部ゴミ箱へ捨てたい
きっとみんな苦しいんだって
わかってるよ
わかってるんだ
じゃあみんなで泣けばいい
それなら泣けなかった僕も泣けるから

大丈夫なんて嘘だ
これ以上は笑えないよ
苦しい気持ちを持ち寄って一緒に泣こうよ
「最後にしよう」は自分への嘘だ
本当は ずっと
本当は ずっと
泣ける場所を探していたんだ

君も そうだろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

埋火

閲覧数:6

投稿日:2024/05/29 20:57:38

文字数:676文字

カテゴリ:歌詞

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