蒼い空に 白い閃光 鋭く描く 鮮やかで大きな弧


この手を黒く染めても ただ前に 道を切り開く
明日の陽は拝めぬもの 覚悟さえ 刃に変えても


花街の遊女も 目が離せなくなる程
潔く歪まぬ 艶やかな浅葱の背を


守るべきものの為に 鬼にもなろう
信念背負い地を駆け 波打つ心の臓
刀振り翳す度に 運命変える
いつか来ようその時の 散り場所を求めて


碧い海に 浮かぶは方舟 手から放った 眩しく犀利な線


この手を紅く染めても ただ一つ 変革探して
置き去りの未来からは 漆黒の 刃しか見えず


異端の称号を 鉛球で打ち抜き
井の中の蛙を 大空へと打ち上げる


必ずや導こう 褪めぬ夜明
泥を被り駆けてきた かの地へ馳せる夢
共に誓った盟友と 誇りを胸に
いつか朽ちるこの身への 手向けの花にして


腰に差す志に 梅の色添え
いつか来ようその時の 散り場所を求めて
右手に構えた筒に 見える暁光
いつか朽ちるこの身への 手向けの花にして


------------------ひらがな表記----------------------



あおいそらに しろいせんこう するどくえがく あざやかでおおきなこ


このてをくろくそめても ただまえに みちをきりひらく
あすのひはおがめぬもの かくごさえ やいばにかえても


はなまちのゆうじょも めがはなせなくなるほど
いさぎよくゆがまぬ あでやかなあさぎのせを


まもるべきもののために おににもなろう
しんねんせおいちをかけ なみうつしんのぞう
かたなふりかざすたびに うんめいかえる
いつかこようそのときの ちりばしょをもとめて


あおいうみに うかぶははこぶね てからはなった まぶしくさいりなせん


このてをあかくそめても だたひとつ へんかくさがして
おきざりのみらいからは しっこくの やいばしかみえず


いたんのしょうごうを なまりだまでうちぬき
いのなかのかわずを おおぞらへとうちあげる


かならずやみちびこう さめぬよあけ
どろをかぶりかけてきた かのちへはせるゆめ
ともにちかったともと ほこりをむねに
いつかくちるこのみへの たむけのはなにして



こしにさすこころざしに うめのいろそえ
いつかこようそのときの ちりばしょをもとめて
みぎてにかまえたつつに みえるぎょうこう
いつかくちるこのみへの たむけのはなにして

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

和泉守兼定(仮)

ミゲール様の歌詞募集曲

和泉守兼定(仮)
http://piapro.jp/t/x8JJ

への応募歌詞です。
土方や龍馬のような剣豪をイメージという事だったので、力強い感じで書いてみました。
ミクちゃんの可愛い歌声に合うように血生臭さは出していないつもりです。
どちらかというと武士としての生き様を表現しました。
1番は土方側目線で2番が龍馬側目線の歌詞になっています。

タイトルはそのままにしてますが、もし別タイトルを考えたほうが良ければ仰って下さい。

閲覧数:145

投稿日:2011/08/26 19:16:57

文字数:1,013文字

カテゴリ:歌詞

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