海の歌姫のジャンルが
一夜にして変わった
彼女は切ない恋をした
決して届かない愛を望んだ
相手は地に足を踏み締める事のできる
人間だったから
大切な声を失い 足を手に入れたけど
あなたみたいに上手く歩けないわ
綺麗な服なんて要らないのよ
あなたに想いを伝えに来ただけ
殺す事なんて出来るわけないじゃない
『好き』だから…
ねぇ まだ伝えてないの
私まだ泡になんてなりたくないの
歌なんて嫌いよ
あなたに届かないもの
声なんて
あっても無くても一緒だわ
結局あの子と『幸せ』になるんでしょ？
さよなら
私が初めて愛した人…
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