夢の残り香



夕闇が迫る頃 君は何を想う
洗い立てのシャツと 真新しいシーツ
そんなモノを用意する僕
君も同じ気持ち?

月が照らす窓辺から 君が見えると切なくて
響く足音に胸躍らせて
今日もまた 君に溺れてく

せめて朝日が見えるまで

そんな願いが僕を縛る
そんな想いが僕を廻る


絡める足と 握る手に
擦り寄る君 包む僕
今だけは特別で

無い言葉 熱い吐息
見ない振りの苦い水
残るのは君の香りだけ


君の手を離したのは 確かに僕だけど
君を一番必要なのも僕
理解って(わかって)いても 動けない
君は違うのに

朝焼けが見える頃に 目覚めたら もういなくて
「ありがとう」の言葉がある
光る携帯 痛む心

もう一度寝顔と共に・・・

叶わないと知ってるのに
叶えたいと夢を描く


光るピアス 外せない
君の手には 腕時計
甘い想い出達

本当が偽りだと
いつになれば告げられる?
残るのは夢の跡



どうか気づいて・・・
僕の強がり
どうか赦して・・・
僕の弱がり


甘えさせて 今だけは
包ませて 君の胸に・・・
もう解ってしまった

最後だから 伝えたい
見ない振りの苦い水
もう流さないで・・・

無い言葉 熱い吐息
抱きしめる 心から
残るのは夢の香りだけ

残るのは君の香りだけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

夢の残り香

別れても甘えたしまった僕。
受け入れる彼女。
幸せを願いたいのに・・・。
そんな彼の気持ちを書いてみました。

閲覧数:65

投稿日:2008/07/30 23:07:05

文字数:556文字

カテゴリ:歌詞

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