BPM = 242〜259

歪に象られている プリズムの光を見ている
秘密に縁取られている 心映す鏡のような
緻密に仕掛けられている 多面で出来ている僕たちの
濁る瞳には すべて幻に映った

逆巻くように鼓動がうねる
何色にも染まれないまま

世界が加速していくたび
離れていくアイデンティティ
忘れることを覚えるたび
僕は僕を置いていく 墜ちていく

どうしたって変われないから
正しい形で 光ることが出来ないから
どうしたって救えないから
残影に手を振る
夜明けのサヨナラと融けていく
僕は僕を置いていく

薄命の心臓が鳴く

停滞して擬態 使命は今大脳から悲鳴上げてsuicide

脈打つ鏡面に 頬重ねてみれば 生きてきたこと
ニセモノじゃないんだ 歪でも
この鼓動を聞いて 光っていたこと

渦巻くような邪念を払って
胸を刺す痛みごと 翼に変えていく
逆巻くように鼓動がうねる
何色にも染まらないまま

世界が加速していくたび
作られていくアイデンティティ
忘れることに溺れるたび
透明な瞳だけが 見つめていた

どうしたって変わらないから
正しい姿で 呼吸をしなくてもいいから
どうしたって構わないから
飛び立てばいい
世界の綻びも追いつけないほど

僕は僕を置いていく
やっと正しく 墜ちていける

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

「プリズマ・カーディオイド」 歌詞

閲覧数:76

投稿日:2025/09/01 04:42:46

文字数:556文字

カテゴリ:歌詞

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