君の笑顔 八月の空
青い世界に浮かぶ 白いワンピース

波の音に はしゃいでる君
その後ろ姿だけ 見つめてたんだ

「君が好きだ」と叫んだ夏
ぎこちない足取りで 追いかけていくから

君と二人でつくる 砂でできたお城は
どれだけの波がきても 崩れないで

君の涙 夕立の空
青い世界は消えた 残るワンピース

波の音は もう聞こえない
その後ろ姿だけ 儚く浮かぶ

「忘れて欲しい」こぼした君
思い出になりたくない どうせ終るのなら

君と二人で見てた 砂でできたお城は
降り注ぐ涙によって ほら、崩れていく

好きを諦めない 思い出にせずに続けたい
だけど君と僕は ひと夏の幻だから サヨナラだ

「愛してる」囁く君
抱きしめたいと思う より先に動いた

「忘れないよ」と答えた僕
小さくて聞こえない そんな言葉だった

君と二人で住んだ 砂でできたお城は
夏が終わっていっても まだ 残っている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

夏と海と君と僕

yutarochanさん(http://piapro.jp/yutarochan)の歌詞募集楽曲(http://piapro.jp/t/kiE5)への応募作品でした。離れ離れになることが決まっている、ひと夏の恋。それでも忘れない。たとえ季節が僕らを引き裂いても。

閲覧数:165

投稿日:2015/07/06 19:21:29

文字数:399文字

カテゴリ:歌詞

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