目に映る樹海を払って
朝に安心を植えつけてもこぼれ落ちてしまうよ
海鳥の下に敷かれた非対称

深紅の火を飾ってゆれる
そばにいてひがみ合い交わらないその灯り
ベランダ越し惹かれた愛も閉ざしてしまうのに

「馬鹿みたいだ。」
口のおくで嚥下しきれずに滞る寄生虫 
いないいないばあ
「氷のなかで眠るよ、少しだけ。」

隣り合う淀みが膨らんで仕方がない
影ばかりを歩く海馬の司書
二択にしたくて干からびた蚕になって
開いてふさがって開いてふさいだ傷痕をかくして
失くしたものはなんだっけ?

昨日解いた綻びを結いで
気安く包帯はしないでくれ
痣になっていたところは、どこ?
痛くないということが痛いよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

いないいないばあ - 歌詞

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投稿日:2020/12/10 06:17:47

文字数:298文字

カテゴリ:歌詞

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