目に映る樹海を払って
朝に安心を植えつけてもこぼれ落ちてしまうよ
海鳥の下に敷かれた非対称
深紅の火を飾ってゆれる
そばにいてひがみ合い交わらないその灯り
ベランダ越し惹かれた愛も閉ざしてしまうのに
「馬鹿みたいだ。」
口のおくで嚥下しきれずに滞る寄生虫
いないいないばあ
「氷のなかで眠るよ、少しだけ。」
隣り合う淀みが膨らんで仕方がない
影ばかりを歩く海馬の司書
二択にしたくて干からびた蚕になって
開いてふさがって開いてふさいだ傷痕をかくして
失くしたものはなんだっけ?
昨日解いた綻びを結いで
気安く包帯はしないでくれ
痣になっていたところは、どこ?
痛くないということが痛いよ
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ブクマつながり
もっと見る記憶さえも途切れてしまいそうだ
笑う雲が陽射しをふさいで
昨日までを夢と重ねるなら
「僕らはいつからここにいたんだ?」
ありふれた思考と理解に苛まれる過去のゆり返し
棺を灰へくべる とうにしがらみのない夜へ眠るように
あの照らす球体の月がそう見ている 嘘も本当も全部
擦り切れた思想が...Moonlight - 歌詞
shima
街灯り沿う 人混み
君の手に浮かぶ 迷いの代償
安らかに どうか安らかに
目を閉じて 今日はおやすみ
何も知らなかった あの場所で風になれた
窓辺に置いて水をあげて
そうしても いずれ通りすぎて空に消える
淡くなっていくこの瞬間も 誰かのやさしさに怯えていた
いつかまた帰れますように
朝の光が差し込...Hope - 歌詞
shima
彼方に求めよ
光を
絶えざる此の受難と
『蒼天に張り詰めたManiere noireの刺繍、
或いは千億の嘶きに他ならぬ沈黙の鍍金』
『硫黄に焼かれ煌くEngravingの彩文』
『決定論の絶え間なき再帰性』
『毎秒の審判』
『宇宙の瞳に沈む鏡像』
『虚無と釣り合う数式こそが...劫の韻律
廻転楕円体
泳ぐ重力の下で 笑っちゃうような言葉をきく
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なぁ 月がまたやけに美味そうじゃないか 声をかける
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手のひらで一粒 ネガティブ消えて
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歩く 星空の底へ
涙を拭いて ...Sleep on the Melonpan
南ゆに
捨て猫の隣で 私は泣いたまま
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手探りの世界 迷い込む私を
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ひとひらの恋心 花束は溝の底
首に名札を...パラドックスガール
南ゆに
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帰れない君は 目を閉じたままで
忘れない と残して独り 遠い場所
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隣どおし 合鍵ふたつ
涙囃子に聞こえる 雨音
もう春を繋ぐ 少し早い
未練 不安 持てるだけ
風が 屋上 背中を押して...サヨナラエイプリル
南ゆに
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