すれ違いざまに聞こえた人の吐息
追い抜きざまに漂う香り
個性を失くした女どもの顔が並ぶ

と言いつつ今の私の姿はすっぴんメガネ袋にはネギ
くたびれた襟元ダサいロゴのTシャツ

わざとじゃないダメージのデニム裾が雨染みる

夜に色なんて無いなんてほざいた
あの日の私に今見てるこの色分けてあげたい
季節がもう移り変わり始め爪先冷え冷え
一人きりの踏切チラつく街灯肌寒い夜に虫の声

そこに制汗剤と汗が混じり合う部活帰りの高校生
小麦色の肌がこんな夜にも映える

昨日のピロートークを思い出して一人笑っていた

道に迷うことのない場所でいつもと違うの
ざわざわと心が落ち着かないから
鼓動を止めるためのナイフを探してみようかな
朧月見上げてぼんやりと呟いてみる

文字と数字のお遊びが大好きな
あいつの顔もう見たくない嫉妬を超えて嫌いになる
考えるほど感じるほどにあいつの感性
顕著に現れてはチラつく横顔
ほらほらまた胸の高鳴り

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【UTAU 暗鳴ニュイ】夜の色【オリジナル曲】

UTAU 暗鳴ニュイ】夜の色【オリジナル曲】


暗鳴ニュイ オリジナル曲 UTAU 歌詞

閲覧数:68

投稿日:2022/11/19 14:14:42

文字数:412文字

カテゴリ:歌詞

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