サビ
あなたは其処にいたはずで
私も此処にいたはずで
それでも今この部屋は
何事もなく在るままなんだ


「初めまして」と呟き落とす
笑顔がとても眩しかった
「苦しいよ」と微笑み零し
あなたはずっと其処にいた


私が同じように返しても
部屋は無情に押し潰した
空っぽの言葉 咎めるみたいに
光遮り閉ざしてた


私とあなたが過ごした世界はおんなじなのに
どうして微笑っていられたの?

サビ
あなたが其処にいた昔
私が此処にいた昨日
それでも今この部屋は
何事もなく在り続けてる


「それじゃあね」と互いに笑う
誰にも内緒の合言葉
「秘密だから」と誓った事は
どちらも言ってはいないのに


いつからあんな風になったのか
眩むくらいのあなたの笑顔
虚しさばかり目立つ 昼下がり
私とあなた 間にガラス


私とあなたが過ごした世界はおんなじだった
今さら泣いてどうなるの?

サビ
あなたは其処にいたのかな
私も此処にいたのかな
不確かすらこの部屋が
残酷なほど受け入れていた

サビ
あなたが其処にいたのなら
私も此処にいたんだね
無形ですらこの部屋は
溶けていくまで愛してくれた

サビ
あなたが「じゃあ」と言ったから
私も「じゃあ」と言ってみた
ガラス越しのあの部屋は
表情もなく在るままだった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

四角い白い部屋

ガラス越しのイメージがなぜかある病院。
ちっちゃい頃に見たような見なかったような。

閲覧数:129

投稿日:2008/12/22 21:03:59

文字数:599文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました