使い古されたシンデレラのお話
ちんぷんかんぷんな変身とメイクで
夢みてる空想の内側

今日もまた死んだ顔のあなたが
晒してる薄気味悪い姿
鏡の前ポカホンタス映ってる

悪役のバイキンが毎日
やられてる 自由の番犬たちに
公平と公正は口だけ

夢みたいあなたには眠りが
覚めること決してない眠りが
つきまとう 自分で呪いかけて

自律した主体がさ いそうで
そんなやつどこ探してもいない
大人なら分別があるだろ

待っている王子様来なくて
おじさまが蝕んだ世の中
国連もハイチではおたのしみ


ああ狂おしい果実
ひとかじり 自由意志 選択は環境に
左右されてときは巡るいつも


なにからも束縛をされずに
逃げ続け自由人気取って
結局は巨大化した欲望

王様も不在のこの世界で
戦いが続くことないのに
膨らんだ自由への渇望

機会だけ平等にしたって
見えている結果の不平等が
やる気さえ削いでいく 削いでいく

なにもかも潰えたその景色に
国敗れ山河も残らずに
最後には泡ぶくだけ浮いてる


ああ朽ち果てた賞味期限切れの果実をさ
美味しそうに貪って
目も当てられない姿でいる


滅びゆくだけの人類

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

暗澹

タイトルが決まらない故に出していない曲が多いのですが、こうなりました

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投稿日:2024/08/26 21:54:24

文字数:500文字

カテゴリ:歌詞

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