〈声と同時に曲を始めたい〉
【A】
昔 聞いた 話
割れた 燈の 話
バッド エンド は無し？の
なけなしの 話

〈もう一かたまり入れたい〉

【1番】
〈曲を止めて〉
１つ目っ
〈っカンカンカン〉

【A】
ある日 見える 夕陽（ゆうひ）
伝手（つて）で ここに 来た
告げられ たのは １つ
空に描かれた 話

彼が 言った 言葉
少し 空を 飛んだ
それは まさに ただの
苦いハリ ボテで

【B】
聞こえたのは 甘い話で
苦いのが この現実
こんななりの僕に 何を
何を
何を嘘つくんだい？

【A'】
〈曲調変えるといいかも。〉
彼の 言った 言葉
何も 意味も なくて
空を きった だけの
ただの ハリボテ


〈曲を切って、悲しそうに〉
２つ目っ
〈ッカンカンカンッ〉

【A】
ある日 見えた 朝日
つてで 音に 聞いた
「燈（ランプ）は とうに 割れて」
聞きたくない 話

遥か 遠くの 話
耳を 塞いで 聞いて
消えた 燈（ひ）は 虚しく
声を 潜めた

【B】
聞こえたのは 苦い話で
欲しいのは 甘い現実
あんななりの彼女（きみ）に 何を
何を
何を言えというんだい？

【A'】
〈同じく曲調変えるといいかも〉
僕が 聞いた 事は
たった １つの ことで
割れた 燈は 今や
見えないん だけど

〈Fin部〉

僕の 聞いた 話
それは 消えぬ 話
僕の彼女（きみ）の 中の
なけなしの 話

僕の聞いた 話〈上げる〉


決して（けして） 消えぬ 話〈下げる〉


そして
今や 見えぬ 話〈突き放すような？〉

〈間奏少し長め〉

今や 消えぬ 話
今や 聞こえぬ 話〈この行に転調〉
今や 廃れた けれど

僕は また待っていた