さぁ行こう　さぁ行こう
光も時間もいらないから


夜空が落ちて　散らばる破片が
痛いから　電線を歩く
君もいるかと探してみるけど
もしかしたら寝ているかな

幼い箱に隠してた
想いが柔らかくふくれた
白いワンピースは信号に腰かけ
僕に手を振る

星はどこにもないのに
どうして君は輝くんだろう
赤く実った林檎をかじり
あそぶ素足　無邪気に

さぁ行こう　さぁ行こう
光も時間もいらないから
全てを夜に棄てて
ふたりだけの闇なら良い
愛していけるはずだね


自分を辞めて　散らばる明日が
痛いから　電線を歩く
時々痺れたり絡んだりは
致し方の無いことかな

幼い箱に貼り付けた
既製品のアイデンティティ
それでも君はいつもの微笑みで
羽根をひろげる

星はどこにもないのに
どうして君は輝くんだろう
青く実った甜瓜（メロン）をかじり
おどる髪に　見とれて

さぁ行こう　さぁ行こう
未来も過去にも興味ないさ


「この街も世界も、昏睡して生きてるの」
誰もいなくて　覚めなくて
天使が唄う


星はどこにもないのに
どうして君は輝くんだろう
黄色く実った檸檬をかじり
とがる唇（くち）に　キスした

星はどこにもないのに
どうして君は輝くんだろう
赤く実った林檎をかじり
あそぶ素足　無邪気に


さぁ行こう　さぁ行こう
僕らの闇まで
さぁ行こう　さぁ行こう
何もかも棄てて
さぁ行こう　さぁ行こう　

さぁ


譜割り（参考）

さあいこ　さあいこ
ひかりもじかんも　いらないから

よぞらがおちて　ちらばるはへんが
いたいから　でん(せん)をあるく
きみもいるかとさがしてみるけど
もしかしたらねているかな

おさないはこにかくしてた
おもいがやわらかくふくれた
しろいわんぴいすは(し-ん)ごにこしかけ
ぼくにてをふる

ほしはどこにもないのに
どおしてきみはかがや(く-ん)だろ
あかくみのおたりん　ごをかじり
あそぶすあし　むじゃきに

さあいこ　さあいこ
ひかりもじかんも　いらないから
すべてをよるにすてて
ふたりだけのやみならいい
あいしていけるはずだね

じぶんをやめて　ちらばるあしたが
いたいから　でん(せん)をあるく
ときどきしびれたりからんだりは
いたしかたのないことかな

おさないはこにはりつけた
きせいひんのあいでんてぃてぃい
それでもきみはいつものほほえみで
はねをひろげる

ほしはどこにもないのに
どおしてきみはかがや(く-ん)だろ
あおくみのおためろ　んをかじり
おどるかみに　みとれて

さあいこ　さあいこ
みらいもかこにも　きょおみないさ

このまちもせかいも　こんすいしていきてるの
だれもいなくて　さめなくて
てんしがうたう

ほしはどこにもないのに
どおしてきみはかがや(く-ん)だろ
きいろくみのたれも　んをかじり
とがるくちに　きすした

ほしはどこにもないのに
どおしてきみはかがや(く-ん)だろ
あかくみのおたりん　ごをかじり
あそぶすあし　むじゃきに

さあいこ　さあいこ
ぼくらのやみまで
さあいこ　さあいこ
なにもかもすてて
さあいこ　さあいこ

さあ