黒い林檎を どうぞ一口
滴る雫は どういうお色?

イヴの如き 堕落に耽り
罪なき破壊はクラインの矛盾
くずおれる身体に 背徳の悦び

唯一の君をなくしても
悪魔でも華やかな 墜下世界

裏切りを嘆くのなら
絡まる蛇はなぜいたの?
卵が先?それとも親鳥?

堕ちたのは奈落かそれとも罠か
少なくとも 追い堕とされし仔の末裔は
ああして笑ってる
その手にはまた林檎


赤い林檎を どうか一口
滴る雫は 甘美なお味

イヴの如き 姦計に陥り
眠れる美女には永遠の眠り
嫋やかな姿に覚醒の口づけ

天上の君をなくしても
天下では麗らかな小春日和

喪失を嘆くのなら
全ての命 なぜあるの?
卵が先?それとも親鳥?

堕ちたのは始まり?それとも終わり?
少なくとも 産み落とされし子どもたちは
こうして笑ってる
この手にはまた林檎

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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エデンの林檎

滴るしずくはあくまで甘く

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投稿日:2024/10/13 17:08:05

文字数:362文字

カテゴリ:歌詞

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