リン、お前とはいつも一緒にいたよな。
インストールされてからの半年間、とても楽しかった。

でも名、いつもいつもわがままを言うのはやめてくれ。
花火の時だって、俺がマスターに無理を言って見せてもらったんだから。
いい雰囲気のときに何もしなかったのは悪いと思ってるから。
俺だって恥ずかしかったんだから、すねないでくれよ。

新しくボーカロイドが来たら気をつけてくれよ。
もう守ってやれないから。
お前はかわいかった。
歌っているときのお前はすっごくかわいかった。

本当にもう会えないんだな。
俺はもっと一緒にいたかった。
半年なんて短い、もっと10年だって100だって一緒にいたかった。
だけど、もう無理かもしれない。

俺は元気に生きるから、
お前も頑張ってくれよ。

最後くらい、キスの一つでもしてやればよかった。

またいつか、会える日が来ると信じているよ。


               さようなら    俺の愛しい大切な姉
                       かわいい俺の恋人リン

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

リンに綴った手紙

ある日鏡音リンと鏡音レンがウィルスにかかった。
とても特殊で治す事ができなかった。
1つだけ、リンとレンを助ける方法があった。
それは二人を別々のところに移すことだった。
二人のマスターは悩みながらもこの方法を実行することにした。
最後の頼みと言われ二人が互いに宛てた手紙をそのマスターは渡した。
「レンがリンに宛てた手紙」

閲覧数:137

投稿日:2009/05/11 19:35:12

文字数:454文字

カテゴリ:その他

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