陽が差す午後の庭
本の一頁を開いた
楽しそうに覗き込む君

その横顔に僕も微笑む
何だか幸せになる
今がとても穏やかだね

何でもないような時間を
ありの儘に過ごしている僕等

不意に君の名前を呼んだ
君が驚いて顔を上げた時の表情
「不意討ち成功」と
子供っぽい表情をしてみる僕
御互いにおかしくなって
大きく笑い合った

何時の間にか少し
眠っていたようで
薄く眼を開いてみたら

君が僕の髪を優しく
ゆっくりと梳いている
静かに言葉を掛けた君

「幼い寝顔だったね」と
まるで陽溜りの様な笑顔だった

そっと腕を伸ばしてみた
君の頬へ指を滑らせ 撫でた
ねえ、少しだけでも良いから
このままで居たいと願う
君の素直な気持ちにも
答えられると信じてるから

不意に君の名前を呼んだ
君が驚いて顔を上げた時の表情
「不意討ち成功」と
子供っぽい表情をしてみる僕
御互いにおかしくなって
大きく笑い合った

若葉に落ちた雫には
僕と君の笑顔が映り込む
ああ君との会話 温もり
その全ては宝物だよ
どうか僕の秘めた願いが
君にも伝わりますように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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Slowly Time

閲覧数:49

投稿日:2013/10/24 01:46:19

文字数:470文字

カテゴリ:歌詞

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