白く吐く息は 冬空に溶け込んで
街の雑踏に この想い掻き消されそう
揺れる指先は 君の手に届かない
そこにあるはずの 温もりが凍えてしまう

君のこと大事に思う気持ちがある
だけれど 素直に向き合えない いくじなし

舞い降りた雪の結晶が
この街を覆い始める
大好きと何度も叫んだ
一人ならば言えるのに

夜の街灯に 照らされる足跡は
どれもその人の 生きている証なのかも
君は傍にいる なんとなく傍にいる
それでいいじゃない 囁いた弱い心が

曖昧にしたまま毎日を過ごして
それでも 傍にいてくれたのは 君なんだ

降り積もる雪の結晶は
君さえも覆い隠して
喜びも涙も全てを
どこかへと隠してゆく
舞い降りた雪の結晶に
人々は見とれてるけど
大切なものはいつだって
失くしてから気付くのに

さよならと遠ざかる君を
何も言えず見送るだけ
零れ落ちたこの結晶が
君の胸に降ればいい
舞い降りた雪の結晶は
いつの日にか溶けるけれど
抱き締めた君への想いは
永遠に消えないから


(読み)
しろくはくいきは ふゆぞらにとけこんで
まちのざっとうに このおもいかきけされそう
ゆれるゆびさきは きみのてにとどかない
そこにあるはずの ぬくもりがこごえてしまう

きみのことだいじにおもうきもちがある
だけれど すなおにむきあえない いくじなし

まいおりたゆきのけっしょうが
このまちをおおいはじめる
だいすきとなんどもさけんだ
ひとりならばいえるのに

よるのがいとうに てらされるあしあとは
どれもそのひとの いきているあかしなのかも
きみはそばにいる なんとなくそばにいる
それでいいじゃない ささやいたよわいこころが

あいまいにしたまままいにちをすごして
それでも そばにいてくれたのは きみなんだ

ふりつもるゆきのけっしょうは
きみさえもおおいかくして
よろこびもなみだもすべてを
どこかへとかくしてゆく
まいおりたゆきのけっしょうに
ひとびとはみとれてるけど
たいせつなものはいつだって
なくしてからきづくのに

さよならととおざかるきみを
なにもいえずみおくるだけ
こぼれおちたこのけっしょうが
きみのむねにふればいい
まいおりたゆきのけっしょうは
いつのひにかきえるけれど
だきしめたきみへのおもいは
えいえんにきえないから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Snow drops

伊藤由宇さんの曲に応募させて頂くための歌詞です。

http://piapro.jp/t/VYmW

気持ちを素直に伝えられたら、とても幸せになれるかもしれません。

よろしくお願い致します。

閲覧数:188

投稿日:2013/11/12 22:26:31

文字数:970文字

カテゴリ:歌詞

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  • 伊藤由宇

    伊藤由宇

    ご意見・ご感想

    初めましてこんにちは!作曲の伊藤です。
    この度は作品のご応募ありがとう御座いました!

    選考につきましては他の方の作品が集まり次第とさせていただきますので、今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。

    それでは失礼いたします!

    2013/11/13 13:43:25

    • たると

      たると

      こちらこそ素晴らしい曲を聴かせていただきありがとうございます。

      お忙しい中選考も大変かと思いますが、最近寒くなってきましたのでお身体にお気をつけて下さいね。結果がどうなっても、作品の完成を心待ちにしております。

      それでは、よろしくお願い致します。

      2013/11/13 20:44:04

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