光泳ぎ 一面にたゆたう白
熱を飲みほしては
軽やかな鳥の影も捕まえて
かすみそうな果てで雲を抱く
連れて行った砂粒と
取り残されている
ぐしょぬれに冷えた心

透明な色を重ねて空っぽになりそうな今も
しぶきが繰り返し ちりばめる思い出
眩しくて苦しくて
途切れない音はどこまでも 自由に飛び散る
こちらの気持ちなんて
何も知らないまま 日々は過ぎ去る

浜に埋め(うずめ) ヤドカリが着替えをした
貝殻ですくったら
この海を忘れないでおけるかな
波打ち際まで駆けて行く
とろけそうな日のなかで
キミを飾った空と
照り返す海 横目に

遠く潮風にのっかった鼻歌が吹き抜けていく
耳も傾けずに 座りこんだ秘密
時が止まって欲しくて
影をおさえて眺めていた
逆光に隠れた 少し切ない笑顔
目を細めて想う あの日のように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

波間

no_20♪ (https://piapro.jp/no_20) 様への応募用作品となります。(https://piapro.jp/t/wG1d)

浜辺の切ないドラマのような

閲覧数:68

投稿日:2024/07/17 22:56:31

文字数:356文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました