静閑に伸びた鮮緑(みどり)
炎天に晒すその身
天泣の滴り浴びて 実る
幻影の如き君は
遠景の夏に溶けて
恋情を映す陽炎
僅かな記憶さえ 心揺れ動く残響
蛍火の舞う川 鳴いてた蛙 君の声
肩並べ 憧れた祭り囃子
その全て 真夏の夜の夢としても
鬼灯 震わす痛みは
君の言葉か 南風
心許なく佇んで
今も耳を澄ませている
鬼灯 膨らむその実に
隠したままの恋心
過ぎゆく夏に残された
熱をまだ宿して
淡々と流る日毎
平静を装う乖離
表情を変えゆく色は 露わ
残光が照らす刹那
永遠に至る病
哀婉な時間(とき)に囚われ
ほのかな記憶さえ 心灼き尽くす残照
畔道の足取り 不意に触れた 君の腕
遠くから 見ていた浴衣の背中
その全て 真夏の夜の夢としても
鬼灯 染めゆく想いは
君の姿か 茜空
心やおら彩られて
今も胸を焦がしている
鬼灯 膨らむその実は
脆く危うい恋心
千々に砕けてしまわぬよう
祈るように抱いた
鬼灯 震わす痛みは
君の言葉か 南風
心許なく佇んで
今も耳を澄ませている
鬼灯 膨らむその実に
隠したままの恋心
過ぎゆく夏に縋るような
熱をまだ宿して
【♪】青鬼灯
夏の終わり、くすぶる恋。
移ろう季節と、鬼灯の色。
曲:やちゃ坊様
https://piapro.jp/t/OuDw
ブクマつながり
もっと見る静かの海よ 私を映し出して
嘆きの声が月へと満ちてく
伸ばしたこの手 何も掴めないから
いらない明日を待ち続けている...ひとり
夢さえいつかは 全てを裏切り
孤独が嗤って誘うけれど
それでも光を求めているのは
正しくありたい そう願うから
ずっと探せば見つかると言った
あの綺麗事すら突き刺さる...Mare Tranquillitatis
下弦
「I」それは私を示すもの
「cry」それは君のお得意のmagic(すべ)
深い濃霧の中 寂しげにcherry
「---」二人ぼっちで強く繋げてよ
ここでは何もかも
間違いだらけなの
答えを合わせても
×ばかり
それならもういっそ
間違いそれでいい...サイハテノアイ
下弦
A1
テーブルの上に
置かれた
あたし宛の
殺人予告
B1
だけど 最後に
小さな文字で
「好きだ」と
書いてある...悪意なき殺人予告
ふわふわ
A1
いつでも恋を
してるの
寂しくて
眠れないから
B1
あなたの声
優しいまなざしが
あたしの心を
癒してくれる...グッナイ☆ダーリン
ふわふわ
立ち尽くして見上げた 午後2時の空は
やけに眩しい青で 見透かされそうで
「自由なんて綺麗で不自由じゃないか」
吐き捨てた不安 でも揺らがない心
溺れて 沈んだ夏へ さよならさ
何処かの一部にだって なりたくない
I just break through the sky.
今は僕が僕のままで...BREAK THROUGH
下弦
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