満天の星達の中で1つ
誰よりも輝いている月
私のたった1人の友
誰よりも大切な人よ
だけど私は地上を這う闇で
あなたに釣り合うはずもない
それなのに月は変わらずに
「あなたがいいの」と笑うんだ

ねえ 夢は いつ覚めるの

輝く 月は まぶしすぎて
私は 直視 すること出来ない
だけど これだけは 言えるんだよ
「あなたが 愛しいんだよ 誰よりも」

ほら 流れ星が落ちる前に
「少し でいい友でいたいんだ」
ああ 終わりの時など来るな
願わくば あなたの傍にいたい

月は私にとても優しい光
暖かさをたくさんくれた
だけど私はあなたに何を
あげられたというのでしょう?
そう言うと月はいつもこう
「何もいらないから傍にいて」
それは私が言うべきことで
あなたに言わせていいはずない

無数の 星が 私に言うの
「月を 1人の ものにするな」と
ねえ 分かってるの 私はあなたのこと
閉じ込める鳥かごなんだってこと

いつか あなたは私を嫌うわ
そして 向こう側へ行ってしまう
「ねえ ずっと傍にいて欲しいの」
そんな こと言える資格などない

月が 手の届かぬ場所へと旅立つ
その日が来たら笑顔でいよう
あなたが心配しないように
涙は心臓に閉じ込めて
だけど その別れの時来るまでは
あなたが輝ける場所となろう
あなたがいつでも泣けるよう
他人(ひと)から守る場所となろう

ああ 大切な 友よ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

向こう側の月

閲覧数:137

投稿日:2017/01/08 10:18:55

文字数:599文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました