[A]
波間に漂う光の粒が
星を引き連れ眠りにつく
小さく軋みをあげた心に
沁みわたるのは残された波音

[S]
ねえ教えてよ この胸によぎる追憶の影
あてもない問いかけはただ 涙と滲み出して
風に揺れ 淡くとけて消えていく

[A’]
波間に生まれた星の雫が
色を失う空に落ちる
遠く誘(いざな)われたこの心が
帰り着くまで少しだけ 待って



========== フリガナ版 ==========



[A]
なみまにただよう ひかりのつぶが
ほしおひきつれ ねむりにつく
ちいさくきしみお あげたこころに
しみわたるのわ のこされたなみおと

[S]
ねえおしえてよこのむねに よぎるついおくのかげ
あてもないといかけわただ なみだとにじみだして
かぜにゆれ あわくとけてきえていく

[A’]
なみまにうまれた ほしのしずくが
いろおうしなう そらにおちる
とおくいざなわれた このこころが
かえりつくまで すこしだけ まあて

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  • 非営利目的に限ります
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夕凪

薄紫色の海辺に漂うこころ。

閲覧数:369

投稿日:2010/07/07 21:31:57

文字数:421文字

カテゴリ:歌詞

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