青空の下、一人きり
 白く乾いた畦道で
 風と日差しを追いかけた
 あの幼い日、夏の午後

 未来は無限 明日は希望
 疑いもせず、そう信じてた
 願いが叶うのは一握り
 傷を舐めあい 同属嫌悪

 退屈進む廻る変わる毎日
 吐き出す声が沈む歪む雑踏
 溜息紛れ消えたまるで水底
 意味なく続く日毎一人生きてく



 夕立の中、飽きもせず
 遊び続けた原っぱも
 コンクリートに殺された
 あの幼い日、もういない

 無邪気に笑い 夢を語った
 疑いもせず、信じた道を
 見失ったと気付いた時も
 右に倣って YESと嗤う

 思い出遠く高く流れフラフラ
 零れた涙拭う指の温もり
 人混み紛れ混ざり消えた人影
 果てなく続く夜毎愚痴を飲み込む



 星を切り捨て 家路を辿る
 これが大人になるという事?
 でもいつまでも、子供のままじゃ
 いけない いれない 許されない



 それでも進む廻る今日も平坦
 陳腐な話街に沈む思い出
 時間に紛れ薄れ消えた憧れ
 逆様映る鏡枯れた涙跡

 重ねた季節流れ一人溜息
 果てなく続く 日々に 愚痴を飲み込む



―――――*―――――*―――――*―――――*―――――*―――――



 あおぞらのした ひとりきり
 しろくかわいた あぜみちで
 かぜとひざしを おいかけた
 あのおさないひ なつのごご

 みらいはむげん あしたはきぼう
 うたがいもせず そうしんじてた
 ねがいがかなう のはひとにぎり
 きずをなめあい どうぞくけんお

 たいくつ すすむ めぐる かわる まいにち
 はきだす こえが しずむ ゆがむ ざっとう
 ためいき まぎれ きえた まるで みなぞこ
 いみなく つづく ひごと ひとり いきてく



 ゆうだちのなか あきもせず
 あそびつづけた はらっぱも
 こんくりーとに ころされた
 あのおさないひ もういない

 む(じゃ)きにわらい ゆめをかたった
 うたがいもせず しんじたみちを
 みうしなったと きづいたときは 
 みぎにならって いえすとわらう

 おもいで とおく たかく ながれ ふらふら
 こぼれた なみだ ぬぐう ゆびの ぬくもり
 ひとごみ まぎれ まざり きえた ひとかげ
 はてなく つづく よごと ぐちを のみこむ



 ほしをきりすて いえじをたどる
 これがおとなに なるということ
 でもいつまでも きれいなまま(じゃ)
 いけないいれない ゆるされない☆



 それでも すすむ めぐる (きょ)うも へいたん
 ちんぷな はなし まちに しずむ えがおと
 じかんに まぎれ うすれ きえた あこがれ
 さかさま うつる かがみ かれた なみだあと※

 かさねた きせつ ながれ ひとり ためいき
 はてなく つづく ひびに ぐちを のみこむ


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

続く 日々 一人

押し付けられたと憤るのは楽だよね




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*特殊な読み方をさせている箇所があります。ご注意ください




閲覧数:89

投稿日:2012/01/02 11:33:59

文字数:1,200文字

カテゴリ:歌詞

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