舞えや 舞えや 恋秘め
舞われ 回れ 月夜の姫よ
雅ぶ明かり晒す舞姫

袖をふわりと花びらと舞う
詩を重ねる ひとつ ふたつと

水面は照らす傘と横顔
愁いは募る ひとつ ふたつと

惚れた 腫れた 跳ねた
またほら白拍子を刻み
仰ぎみる手は弧を描いて
貴方の空(くう)を切る

舞えや 舞えや 恋秘め
散るが世の理の中で
ひらり ふわり 踊る舞姫
花よ 鳥よ 風よ 月よ 恋よ
さる日の想いよ
雅ぶ明かりの中で
踊る舞姫よ

廻り季節は初風が呼ぶ
私を呼ぶあの声何処(いずこ)へ

抱いて 抱かれ 別れ 離れ
「恋」諸行無常なり
されど私は貴方を
待ち続けていいのでしょう

舞われ 回れ 時よ
詩よ届け貴方の元迄
いつか知らぬ誰かに好かれ
忘れ難き日々よ
一度きり万華鏡の日々よ
もう逢えないと悟り
泣いた舞姫よ

舞えや 舞えや 恋秘め
散るが世の理の中で
貴方だけの舞姫になれ
花よ 鳥よ 風よ 月よ 恋よ
さる日の想いよ
雅ぶ明かりの中で踊る舞姫
流れ枯れる涙よ
最後の詩を詠い踊る
私は貴方だけの舞姫になる
声を嗄らし恋を枯らせた
あゝ 恋を枯らせた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

エレクトロ舞姫

閲覧数:335

投稿日:2012/11/21 18:45:41

文字数:482文字

カテゴリ:歌詞

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