!注意!
【腐】クオレンで学パロ


















だって怖いんだ。



だって、どうしようもないんだ。
どうしようもないくらい怖いんだ。





でも、このままじゃいけないこともわかってる。
だから・・・俺は・・・・・・














***夕陽のなかで***








「くおー!くおー!くーおー!!」
学校の下駄箱で突然名前を呼ばれた。


この声は聞き慣れている。
そしてこの猫なで声に呼ばれる時は必ず面倒ごとがつきまとう事も、もう長年の付き合いでわかっている。



「なんだよ」
開けていた自分の下駄箱から靴を取り出しながら俺はそっけなく声の主の方を振り仰いだ。
「なんだとは何よぅ!」
声の主・・・俺の姉『初音未玖』は頬をガキみたいに膨らませてみせた。
「そっちこそだから何だよ?そんな声で呼ぶってことはいつもみたいに厄介事持ち込んだんだろ?」


厄介事とは失礼な!と姉はまた頬を膨らませる。



まったく・・・ガキみてぇ・・・
てか、やっぱり厄介事持ち込みかよ・・・




「かわいーいおねーちゃんが頼れる弟にお願い事をするのがいけないんですかー?」
大きな瞳をくりくりさせながら未玖が小首を傾げてくる。

ファンが見たら卒倒モノだろう。
近頃人気急上昇中のアイドルの〈ミク〉がこんなおねだり姿をさらすなんて・・・

だが、弟である俺にはこの姉のどこにファンたちが歓喜の叫びを上げるのかわからない。






溜息一つ
「で、今度はどんなお願いですか?おねーさま?」

・・・・・・なんだかんだ言って、結局のところ俺はこの姉には頭が上がらないのだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

クオレン学パロ

クオレンなのにレンがほとんどでていない!!←

しかも、時間が無くてめっちゃ短い・・・


レン次回には出てくる予定です。

閲覧数:698

投稿日:2011/05/10 16:22:57

文字数:708文字

カテゴリ:小説

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