天使の笑顔で触れ合った心を溶かす
my sweetheart 君に恋をした
メレンゲの花 柔らかいまま頬張れば
my sweetheart 奏でて愛の歌

胸のケロイドに沁みる温もりが
優しすぎて腕に力を込めた

二人出会った意味を探す意味はない
きっと昔から決まっていたこと
スキだらけの背中 扉に向けては
いつも通り 一人分の場所で
君を待っているよ

天使の寝顔にひとすじの涙が伝う
my sweetheart 時は凍り付き
泡立つカラメル やがて煮詰まり足枷
my sweetheart 心裏腹に

胸のケロイドの中で異常増殖した感情が
醜く腫れ上がる

シンデレラはいつか迎えが来るのよ
幸せの呪い 未来永劫
でも危うい君の毒を抱えたまま
一人で生きてゆけるほど
私強くなんかないよ

君を忘れて過ごす日々など
VOID! VOID! VOID!
生きる価値もない

君の胸の奥で
同じ毒を持った私の欠片が痛むのならば
スキだらけの背中 扉に向けては
どんな顔で帰ってきてもいいから
冷たい手で抱き竦めてくれる
君を待っているよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

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2011年に頒布された『リンミク百合アンソロジー』向けに書いたものです。

閲覧数:365

投稿日:2012/10/08 03:55:53

文字数:469文字

カテゴリ:歌詞

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